紅茶を楽しむ秋
寒くなるシーズン、デスクやテーブルにも温かい飲み物が置くことが多くなってきました。温かい飲み物は体をあたためてくれそう、という印象があると思いますが、実際はすべての飲み物がそうではありません。温かい飲み物を口にいれた時はいいのですが、結果的に飲み物によっては体温を下げるものもあります。
よくあるのがコーヒーと紅茶。コーヒーは体を冷やす効果があるとされるので、体を温めるという目的からするとあまり飲みすぎるのはよくないようです。反対に紅茶は体を温める効果があるので、これからの寒いシーズンにはおすすめ。紅茶に限らず茶葉を発酵させている飲み物、ウーロン茶なども体を温める効果があるそうです。
美味しい紅茶の淹れ方
なんとなく紅茶をキチンと入れる、となると何だか小難しそうなイメージがあるかもしれませんが(そんなことはないですか?)、とっても簡単です。
ティーバッグで手軽に、ももちろんいいのですが、せっかくなので茶葉から、ちょっとしたコツを抑えつつ丁寧に淹れてみませんか。美味しく入れるコツとして、最低限以下の3点を抑えておけばよさそうです。
● 汲み立ての水を使う(軟水が良いとされています。日本の水道水は大体軟水なので普通に水道水で良いと思います)
● 鉄瓶など鉄分を含むポットは使わない
● 事前にポットやカップをあたためておく
あとは茶葉によって蒸らす時間を変えることに注意します。
一般的に茶葉が細かく小さいほど蒸らす時間が短く(2分半~3分程度)、大きいほどお茶の成分が出にくいので長めに蒸らす(3分~4分程度)ことを心がけてください。正確な蒸らし時間が知りたい方は、茶葉を購入したショップの店員さんに聞いたり、メーカーのホームページを参考にするのもいいですね。
香りが立ちやすいよう口が広めなカップを使うと、より紅茶の香気を感じられます。人数分の茶葉をポットに入れて、沸騰したてのお湯を注ぎ蒸らし、最後にポットの中をスプーンで軽くひと混ぜして完了。茶こしで茶葉をこしながらカップに注ぎ、最後の一滴まで丁寧に入れてくださいね。
こっくりミルクティーで幸せ気分に
香り豊かなストレートティーもいいのですが、この時期はこっくりミルクティーが恋しいシーズン。たっぷりミルクの入った温かいミルクティーを飲むと、本当に幸せな気分になります。
ミルクティーにぴったりの紅茶といえば「アッサム」。
北インドのアッサム地方でとれる紅茶で、濃厚な味と香り、コクがあるのでミルクティーに最適。たっぷりミルクで煮出していただくのが美味しいです。
私が最近ハマっているのがスパイスのきいたチャイ。自分の好きなハーブを入れてもいいのですが、最近はこんな便利なスパイスミックスが売っています。
お茶専門店「ルピシア」で購入したスパイスミックス(小瓶の方です)。
左からカルダモン&ペッパー、ジンジャー
作り方も簡単。お鍋に水(一人分80~100mLぐらいを目安)を入れ火にかけ、沸騰したところに茶葉とスパイスを入れます(茶葉一人分はティースプーン2杯弱程度=4~6g、スパイスは1杯程度を目安にお好みで)。
2分ほど弱火で紅茶を煮出したら、同じ量の牛乳を加えて沸騰させないように3分ほど煮込めば完成!
2分ほど紅茶とスパイスを煮出しています。
お好みで甘み(ブラウンシュガーが◎)を加えてください。
スパイシーで豊かな紅茶の香り、ほっとするミルク。体をあたためてくれるチャイ、すごくおすすめです!よかったら作ってみてくださいね。
この記事の著者
Sachiko(さちこ)
フリーランスのWEBディレクター/ライター
美容、コスメ、ファッション、健康食品など女性向けサイトの制作や運営に多数たずさわる。興味を持ったことは何でもトライして、浅く広く楽しむタイプ。好きなものはお酒、食べること全般、旅、音楽、アート、読書、映画、ゲーム、ジム通い。