お部屋をパワースポット化するプチオルター(祭壇)をつくろう!
今年もいよいよ12月、年の瀬に入りました。
今月は師走の多忙なスケジュールに追われながらも、これまでの一年を振り返り、翌年の目標や指標を立てるたいせつな時期でもあります。
年明けには、初詣に出かけるかたも多くいらっしゃることでしょう。こうして、節目、節目に自分の歩みを振り返り、新しいステップに備え、定期的に神社仏閣といった神聖なエネルギーに溢れる場所を訪れるのは私たち日本人の内に現代も受け継がれる美しい習慣です。
ですが、今日は、なにもわざわざ特別な場所に出かけなくても、自分のお部屋をパワースポット化し、「毎日をスペシャル」に変えるオルターづくりの方法をご紹介いたします。
オルターというのは「祭壇」のことですが、ここでは特定の作法や教義、宗教に縛られる必要はまったくありません。
自分の部屋や家の一角にお気に入りの絵画やアイテム、草花などを用いて光を招き入れるスペースをもうければよいのです。
それではさっそく、あなただけのプチオルターづくりのレシピをお教えいたしましょう。
まずは、部屋の一角に、オルターを設置する場所を見つけましょう。
決して、広いスペースでなくてかまいません。小さなテーブルやデスク、本棚の一段を活用してもよいでしょう。
できれば、日当たり、風通しのよい場所、ご自身が日々、落ち着いて座れる場所がおすすめです。
【用意するもの】
● クリスタルや貝殻、木の実や鳥の羽根といった自然の中から生み落とされたギフト
● 絵画(エンジェルや神様、曼荼羅やシンボル、大好きな場所の景色など)や写真
● スタチュー(置物)
● お守り
※その他、たいせつな人からいただいたお気に入りのプレゼントや本、アクセサリーなど。ポイントは、それらを見たり、手にしたときに「ワクワクするもの」「心ときめくもの」「愛着を感じるもの」を厳選してセレクトすること
これらのアイテムが準備できたら、準備したスペースに心のままにそれらをならべればOKです!
11月半ばに引っ越したオーストラリアの新居にて。
上段に日本の神社からお連れした天照大神、下段にはヨーガの神様、シヴァ神と、お祝いにいただいたアメジスト&アボリジニのアートを。
新しい場所でも、オルターを設置することで、すぐに「ホーム」な空間をつくり出すことができます。
ちょうど、昔の家々に神棚が存在したように、こうしたオリジナルの小さな祭壇を設置することで、いつもの自宅や部屋がちょっぴりスペシャルな自分だけのパワースポットになります。
一日のはじまりや終わりに、インセンスや花を供え、祈りやその日の目標、一日の感謝を伝える場とするとよいでしょう。
出がけの 3分~5分であっても、こうした祈り、瞑想の時間を持つことで、その日一日のモチベーション&集中力を高めることができます。
また、毎日、身につけているクリスタルのペンダントやアクセサリーがあるなら、就寝前にはずして翌朝までオルターに添えておくことで石のエネルギーをリチャージすることができます。
お土産などで人からいただいたお菓子や食べ物も、一度、感謝の気持ちとともにオルターに供えてからいただくことで、特別なプラサーダ(ギフト)となります。
私は、セラピスト&ヒーラーとして独立してから、お客様、クライアントからいただいた収入のすべてをその日のうちにオルターの前に供えるようになりました。
まず、入ってきたインカムを自分のものとして使う前に、それを自らに与えてくれたクライアントと宇宙のエネルギーに感謝を伝えるようにしています。
すると、その喜びのヴアイブレーションが循環するのでしょう。この1年~2年の間に実際に収入は倍増しました。
これは胸を張って言える実体験です(笑)。
ぜひ、大掃除のタイミングに、みなさんも自分だけのオルターづくりにトライしてみてください。
いつものお部屋に光のエネルギーを招き入れ、「毎日がプレミアム」な一年に備えましょう。
micosundari
これまでにライターとして、月刊誌や書籍にて、代替医療、ヨガ、レイキ、音楽療法、星占術等のテーマを数多く担当。医療関係者や療法家、学者、芸能人など数多くの著名人に取材・インタビューを重ねる。
現在は、多岐にわたる取材経験をもとに、全国でバクティヨガ、ナダヨガ(音ヨガ)、歌うヨガと呼ばれるキルタンのワークショップ&リトリートを展開。「文」と「声」2つのフォースを通して、ホリスティックな視点から、エンライトメント・ヒーリングメソッドをシェアし続けている。この「両の手」「声」「身体」「魂」のすべてがいつでも純粋なバクティ(愛)の体現としてこの世界、あなたのハートの内に還元されますよう。