【コラム】猫に学ぶ猫式ライフ

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:猫に学ぶ猫式ライフ

さかのぼること何年前か正確なところはもう定かではありませんが、自分が会社員を辞めてフリーランスとして働いてみようと思ったキッカケは「猫」なんですよね。
いや、キッカケという大層なものではないかもしれませんが、少なくとも背中を押してくれた存在の一つではあります。

当時30を少し過ぎた頃、私はいろいろあって勤めていた会社を辞めました。
何か当てがあったわけでもないので、辞めてから2か月ほどはぼんやり何もすることもなく、近所の公園のベンチに座って本を読んだリ、公園にいる野良猫たちを眺めてダラダラ過ごしていました(今思うと不審者もいいところですね笑)。

野良猫たちは天気がいい日はゴロゴロ寝ています。雨が降ったらいなくなって、また晴れたらどこからかノソノソ出てきて、人の足音がしたらさっと隠れます。食べ物が落ちていたら食べ、その食べ物を狙ってカラスがきたら果敢に闘います。
野良猫たちはその自由の代償に短命という運命があるのでしょうが、ただ今を淡々と生きていました。猫は猫のまま、全てに迷いがなく、とても自由でした。
私は暇だったのもあり、野良猫の観察日記メモを書いたりしてゆるゆる過ごしているうちに、猫と同じように生きられたらなぁと思うようになりました。

もちろん猫と違って人間なのでまったく明日(将来)を考えない生き方ができるとはさすがに思っていませんでしたが、少なくとも自分の中の“猫のような何か”を大事にしよう、できるだけ正直に今を生きよう、それでダメならまた考えればいいや、と何か踏ん切りがついたんです。
そこから自分なりの「猫式ライフ」=今をどう楽しく生きるか、みたいなことがライフテーマになりました。

そして紆余曲折があったりなかったりで今に至るのですが、実は自分で猫は飼ったことがないんです(犬は昔飼っていました)。いつか飼いたいと夢見ることはありますが縁があれば飼うことがあるかも…くらいに留めています。猫は大好きですが、猫カフェというのは好きなれない場所だったり、と捻くれもしています笑。

 

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軽やかに伸びやかに、スッと立つ

散歩をしていて出会った野良猫はなんとなく写真に撮ってしまいますし、ふらっと本屋に入っても猫の表紙本は手にとってしまいます。自分なりのつかず離れず、でもいとおしい猫との距離感があります。

購入した本はいくつかありますが、中でも猫式ライフのお手本と言えるのが『猫はためらわずにノンと言う』(ステファン・ガルニエ著/ダイヤモンド出版)です。フランス人の著者が猫から学んだ世の中の見方や自分の在り方のヒントを教えてくれます。

一部載せてみますね。

“そこにいるだけで人が集まるほどの人気がほしいなら、見栄を張ったりしないで、じっとしてればいい。”

“眠る幸せを大事にしよう。
眠るのが好きだからといっても、人生を謳歌していないわけではない。
「人生を謳歌する」という言葉は、
最近ちょっと間違って使われている。
それは、
いつも騒がしく、忙しく生きる、ということではない。”

(『猫はためらわずにノンと言う』より引用)

猫は何もしなくてもそこにいるだけで注目を集めますし、いつだって幸せそうに寝ていますよね。
猫にまつわるエピソードや気づきをまとめたこの本は、煩わしいことは何も考えたくないな~とか、“必要だと思い込んでるコト”に少しがんじがらめになってるかも?と思い始めると手に取ったりします。

たまにはゴロゴロして、軽やかに、のびやかに、猫のようにスッと立って歩く自分をイメージしてリセット。
猫好きな方はもちろん、自分の人生に迷いがある方にもおすすめです。

ゆるゆるノンビリと自分なりの猫式ライフ、見つけてみませんか。

 


この記事の著者

著者:石見幸子プロフィール画像

Sachiko(さちこ)

フリーランスのWEBディレクター/ライター
美容、コスメ、ファッション、健康食品など女性向けサイトの制作や運営に多数たずさわる。興味を持ったことは何でもトライして、浅く広く楽しむタイプ。好きなものはお酒、食べること全般、旅、音楽、アート、読書、映画、ゲーム、ジム通い。

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