手作りバスソルトで冷え対策&ビューティチャージ
ひんやり肌寒い季節になってきました。夏の間はさっとシャワーで済ませがちだったバスタイムも、じっくり湯舟につかって温まりたいところです。
今回は冷え対策からデトックスまで、美容と健康に効果的な「バスソルト」に注目。
湯船に何かを入れないと落ち着かない、という私にとって、バスソルトは毎日のお風呂に欠かせないアイテム。以前はドラッグストアにある市販のものを使っていたのですが、匂いが強く均一で繊細さに欠けるのと(様々な種類はありますが)、合成着色料がっつりなのが少々気になっていました。
とはいえ、よりオーガニックなものとなると毎日続けるには価格が気になる、という。
そこで手作りです。本当にカンタンに作れるんですよ。普段特にバスアイテムを使っていない人も、市販のものを使用している人もぜひチェックしてみてください。
バスソルトにぴったりの天然塩はコレ
バスソルトの基本の作り方は塩とアロマオイルを混ぜるだけ、なのですが大事なのはベースとなる塩のチョイス。
バスソルトに使う塩は食塩ではなく、精製されていない岩塩や天然塩を使います。
バスソルト用におススメなのは以下。(※食塩はバスソルトに使用できませんが、天然塩は食用に使用できます。)
ヒマラヤ岩塩……塩の化石とも呼ばれるヒマラヤ山脈から採れる塩です。ピンクソルトが有名ですね。鉄分、マグネシウム、カリウム、カルシウムなど豊富なミネラル成分を含み、デトックス作用や美肌効果などに効果的。
デッドシーソルト……文字通り、死海の塩です。イスラエルとヨルダンの境にある死海は普通の海水の約20~30倍ものミネラルを含むといわれ、成分に肌の保湿効果や、バリア機能を回復させる効果など、美容効果がたっぷり。肌トラブルが気になる方におススメ。
どちらも粒状、粉状のものがありますがどちらを使ってもOKです。天然成分のため、お風呂でゆったりつかった後にその効果を実感するかもしれません。市販の(化学成分の多い)バスアイテムより体がホカホカする感じ、が長持ちすると思います。
この塩に、さらに気分を落ち着け、リラックスさせてくれるアロマのエッセンシャルオイルを混ぜてバスソルトを作ります。
アロマは気分で選んで◎
ざっくり作り方です。
<用意するもの>
・天然塩(1回分を約40~60g程度で)
・エッセンシャルオイル(不純物が混ざっていないピュアなもの)
・保存用の密閉容器
<作り方>
・保存用の密閉容器に塩を入れ、エッセンシャルオイルを入れ、蓋をしてシャカシャカ振って混ぜるだけ。
<量の目安、留意点>
塩100gに対して、エッセンシャルオイルは約10滴ぐらいが良いようです。
ちなみに一回分のバスソルトは50~60gが一般的(お湯約200ℓに対して)。
量は多少前後しても問題はないと思いますが、エッセンシャルオイルはとても強いので小さいお子様がいらっしゃる場合は、大人の10分の1ぐらいにしてください。大人が10滴なら1滴です。
アロマはもちろん香りによって様々な効果があるのですが、私は効果効能で選ぶより気分で選ぶ、でいいと思っています。
ラベンダーは個人的に大好きな香りで、リラックス効果抜群なのでラベンダーをベースに他のものを少し混ぜることが多いです。たくさん混ぜているとだんだん良い匂いなのか分からなくなってくるので笑、混ぜても2種類ぐらいシンプルにしています。
だいたい1週間分をまとめて作ります。
瓶に入れてもいいし、ジップロックに入れてもOK。袋や瓶にマステを貼って、日付と香りをメモ。
ちなみに上の写真のROSE(ローズ)の方には、「重曹」を塩と同量混ぜています。
弱アルカリ性の重曹は殺菌作用や抗炎症作用があり、ニキビなどの脂性肌やくすみ肌の改善に効果的とされ、背中のニキビや黒ずみ、毛穴に詰まった汚れを除去してくれる効果も期待できます。(※掃除用等ではなく、必ず食用の重曹を入れてください。)
アロマは光毒性(日光にあたることで皮膚炎など炎症を起こす可能性のあるもの)のあるタイプがあるので、夜使う分には問題ありませんが朝風呂派の方は、効果を調べてから使ってくださいね。
ライトワークスで取扱い中バスアイテム
今回のバスソルト紹介で、ライトワークスさんでも取り扱っている塩とバスソルトもお試ししてみました。
こちらは浄化用や食用、バス用に使える天然塩です。
自然そのものが神聖とされ沖縄の聖地とも称される久高島で、満月の夜に汲み上げた海水だけを使用。昔ながらの製法で作られた、一度の生産量限定の厳選アイテムです。
デイリー使いには難しくても、満月の夜や、冬至など年に数回あるスペシャルな日にバスソルトとして使用してみてください。
しっとりさらさら粉状の塩は溶けやすく使いやすいです。
■フリューメスナーバスソルト(ボトル/個包装)(※販売終了)
「アフタースポーツ」を使用。
きれいな色なのに合成着色料を使っていないことにびっくりしました。開けた時の香りは強めですが、お湯に溶かすとほんのり優しく香り、いつまでもお湯につかっていたくなります。
アルニカ&ジュニパーの香りで、筋肉疲労をほぐしてくれる「アフタースポーツ」はジムへ行った日に使いたいアイテム。
いかがでしたか。
バスソルトはバスタイムを楽しく豊かにしてくれるアイテムです。
冷え対策だけではなく、様々な美肌効果が期待できるお風呂は絶好のビューティチャージタイム。よかったら試してみてくださいね。
この記事の著者
Sachiko(さちこ)
フリーランスのWEBディレクター/ライター
美容、コスメ、ファッション、健康食品など女性向けサイトの制作や運営に多数たずさわる。興味を持ったことは何でもトライして、浅く広く楽しむタイプ。好きなものはお酒、食べること全般、旅、音楽、アート、読書、映画、ゲーム、ジム通い。