風邪の予防におすすめ「ゴールデンミルク」
この時期、風邪の予防に断然おススメしたいミルクドリンクのご紹介です。
その名も「ゴールデンミルク」。黄金色の牛乳、ってことなのですがこの黄金色の正体はターメリック(秋ウコン)。
ミルクに溶かしたターメリックの鮮やかな色が名前の由来となる「ゴールデンミルク」は、殺菌作用や冷え性改善が期待できるなど、手軽にはじめられる健康ドリンクとして密かに注目を浴びています。
近いイメージとしてはチャイ(スパイスミルクティー)でしょうか。チャイのようなスパイス系の味が好きな人、苦手ではない人には美味しくいただける栄養ドリンクです。
作り方はとってもカンタン
作り方はとってもカンタンで、あたためた牛乳にターメリック、またはお好みで他のスパイス類や甘味料(ハチミツや黒糖、アガペシロップ等)を混ぜるだけ。入れるスパイスによって期待できる効果効能などは違いますが、もちろんターメリックだけでもOK。
ちょっとしたコツとしては、レンジで温めた牛乳にスパイスを加えると溶け残りが出てしまうので、レンジを使う場合は液状の甘味料(ハチミツやシロップ)にスパイスをあらかじめなじませてから温かい牛乳を注ぐのがおすすめです。
小鍋で温めるときは、牛乳がフツフツしてきたら泡立て機などでスパイスを混ぜながら溶かすと良いと思います。
おすすめスパイス&効果
ターメリックも含め、ゴールデンミルクに入れるのにおすすめスパイスを、期待できる効果と共にピックアップしてみました。
・ターメリック: 肝機能向上や食欲の増進、胃腸の働きの改善など
・カルダモン: 口臭予防、消化器官の不調改善、精神安定効果など
・ジンジャー: 冷え性、むくみ改善、発汗、解熱、消炎など
・シナモン: 冷え性、むくみ改善、美肌、糖尿病予防、免疫力アップなど
・ブラックペッパー: 栄養吸収の促進(他の食品の栄養吸収を高める)など
上記はあくまでも代表的な例ですが、インドを発祥とし古来健康食品として用いられてきたスパイスにはたくさんの効果が期待できます。
ただ効果が高いからといって、摂りすぎるのはNG。副作用の危険がありますので、一日の摂取量としては小さじ1/4~1杯程度が良いそうです。
上記のスパイスをすべてMIXした場合は、牛乳200mlに対して、合わせて小さじ1杯程度でよいかと思います。
※妊娠中の女性にはNGとされるスパイスもありますので、よく調べてからご使用ください。
飲むタイミングはいつでも
ゴールデンミルクは朝食とともに、午後のおやつと一緒に、就寝前に、といつ飲んでもOK。
ただ「就寝前にホットミルクを飲むと良く眠れる」、というのは厳密に成分的な面で見ると間違いだそう。牛乳に含まれるトリプトファンは時間がたつと睡眠を促すホルモン、メラトニンに変わる成分なのですが、吸収してからメラトニンに変わるまでに時間がかかるため、就寝前に飲んだからといってすぐ眠りに繋がるような即効性は期待できないそうです。
ただし寝る前にあたたかいものを飲むのは◎。身体があたたまって、ほっと気分も落ち着きますよね。成長ホルモンは就寝中に出ますので、牛乳に含まれるカルシウムやたんぱく質は吸収されやすくなります。
チャイを淹れるよりも簡単で栄養も豊富。
風邪予防や日々のケアにぜひ「ゴールデンミルク」を試してみてください。
この記事の著者
Sachiko(さちこ)
フリーランスのWEBディレクター/ライター
美容、コスメ、ファッション、健康食品など女性向けサイトの制作や運営に多数たずさわる。興味を持ったことは何でもトライして、浅く広く楽しむタイプ。好きなものはお酒、食べること全般、旅、音楽、アート、読書、映画、ゲーム、ジム通い。