バレンタインにおすすめ。ホットチョコレートの作り方

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:ホットショコラ

そろそろ年に一度のチョコレートの祭典=バレンタインがやってきますね!チョコレート大好き女子(男子にも?)には、たまらないイベントです。
本来であれば女性から男性に特別な思いを伝える日ですが、今では性別問わず、友だちや家族、好きな相手に感謝を伝える日でもあったり、もしくは自分へのご褒美といった側面もあったり。とにかくもっともらしい理由をつけて今年もチョコレートの祭典を楽しむこととしましょう笑。

 

マヤ発祥のチョコレートドリンク

今回バレンタイン用におすすめしたいホットチョコレートがあるのですが、実はその元ネタが「ショコラ」(米/2000年公開)という映画でして。ご存知の方もいるかもしれません。
女優のジュリエット・ビノシェが演じるチョコレートショップの店主、ヴィアンヌが作るホットチョコレートがとても美味しそうだったので、近いものを再現してみたいなと思ったのがキッカケです。映画と全く同じ、というわけにはいきませんが様々なレシピを調べて、自分好みのアレンジも加えて作ってみました。

ちなみに、映画でもチラッと出てきますが、チョコレートの起源は先古典期のメソアメリカ地域(中~南米エリア)、紀元前1900年頃と言われています。マヤ文明時代にはカカオの実を磨り潰して、チョコレートドリンクとして飲まれていました。その頃はチリペッパーなどのスパイスと混ぜて飲まれており、映画でもマヤの血を引くヴィアンヌの作るホットチョコレートにもチリが使われています。

チョコレートが甘くなったのは紀元後1500年前後、ヨーロッパに広まってから、ということですので、発祥の地マヤでは苦い薬としての用途もあったようです。チョコレートの原材料であるカカオは18世紀に学名で「テオブレマ=神の食べもの」と名付けられました。名前から、罪深く神秘的な味がヨーロッパ中を魅了したのかも?とちょっと想像してしまいます。今回のレシピはスパイスをトッピングした、濃厚チョコレートドリンクです。

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:ホットショコラ

 

スパイスホットチョコレートレシピ

<材料>作りやすい分量-約4人分

・チョコレート(カカオ70%のビターチョコレートを使用): 140g
・牛乳: 300ml
・水: 250ml
・メープルシロップ: 大さじ1(黒糖やグラニュー糖でもOK)
・ココアパウダー: 大さじ5
・トッピング用生クリーム: 適宜
・生クリーム用グラニュー糖: 適宜
・トッピング用スパイス(カイエンペッパー、ピンクペッパーなど)

<作り方>
①トッピング用の生クリームを固めに泡立てて冷蔵庫へ
②チョコレートをきざんでおく
③鍋に牛乳、水、メープルシロップを入れて中火にかけ、吹きこぼれないように煮立たせる
④火をごく弱火にするか、コンロからいったん外してチョコレートとココアがダマにならないように数回にわけながら入れて溶かす。泡だて器でシャカシャカ混ぜてください。
⑤全部溶け切ったらごく弱火で5~10分ほどあたためます(焦げないように注意!)
⑥カップ6~7分目まで注ぎ、生クリーム、スパイスをトッピングしたら完成です。

 

※ 辛味が強いカイエンペッパーを使っていますが、普通のチリペッパーでもOK。さらにピンクペッパーやシナモンなど、お好みのスパイスを入れるのもおすすめです。

※ カカオ70%のビターチョコレートを使っているので甘さ控えめになっています。使うチョコレートの甘さに合わせて入れる甘味(メープルシロップなど)の量は調整してください。

※ とても濃厚な仕上がりですので、もう少しさっぱりがお好みの方は牛乳をすべて水にしていただいても良いかと思います。

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:ホットショコラ

 

この記事の著者

著者:石見幸子プロフィール画像

Sachiko(さちこ)

フリーランスのWEBディレクター/ライター
美容、コスメ、ファッション、健康食品など女性向けサイトの制作や運営に多数たずさわる。興味を持ったことは何でもトライして、浅く広く楽しむタイプ。好きなものはお酒、食べること全般、旅、音楽、アート、読書、映画、ゲーム、ジム通い。

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