奇跡のハーブ『トゥルシー』でデトックス&免疫力アップ
だんだんと秋も深まり、いよいよ寒さも増してきた今日この頃、みなさん風邪など引いてはいませんか?
年末のイベントラッシュに向け、しっかりと体調管理をしておきたい今日この頃、今回はデトックス&免疫力アップにとっておきのハーブをご紹介いたします。
トゥルシーという植物をご存じでしょうか?
ヒンディー語で“トゥルシー”は“比類なきもの、比べることのできないほどすばらしいもの”の意味。英語ではホーリーバジルと呼ばれるシソ科の植物で、インドでは、古くからアーユルヴェーダの賢人が「神様の薬草」として、治療に用いてきました。
日本でもすでにオーガニック&ホリスティックなライフスタイルに明るいかたがた、ヨギー&ヨギーニたちの間では人気のハーブで、すでにお茶として楽しまれているかたもいらっしゃるかもしれません。
これまでの研究では、下記の豊富な有効成分が含有されていることがわかっており、すぐれた※“アドプトゲン”の一つとして認証されています。
- オレアノール酸(抗菌・保湿、アンチエイジング)
- ウルソール酸(抗腫瘍)
- ロズマリン酸(抗酸化、アレルギー症状の緩和)
- オイゲノール(抗酸化、動脈硬化防止)
- カルバクロール(抗酸化)
- リナロール(抗不安、血圧降下)
- β-カリオフィレン(鎮痛、抗炎症)
※アドプトゲン: 完全に無毒・無害で副作用がなく、長期間服用でき、あらゆる器官(臓器)に作用し、免疫機能を高める薬用植物の総称。世界中で5000種類ある薬草のうち、わずか25種(他、朝鮮人参や霊芝、冬虫夏草など)がこれに認定されている。
トゥルシーのお茶には主に、リーフ(葉)とフラワー(花穂)の部分の2種類がありますが、特に成分がぎゅっと濃縮された花茶がオススメ。
寒い日には、ぜひ、トゥルシージンジャーティーをお試しください。
すり下ろしたジンジャーと、トゥルシーの花茶を鍋で煮立たせるだけでOK。
お好みではちみつを加えるのもよいでしょう。
喉がさっぱりとして、初期のイガイガは一度ですっと引いてしまいます。
ホーリーバジルの特徴はなんといってもその甘く、芳醇な香りにあります。
インドでは豊かさの女神、吉祥天ラクシュミー、愛の美神クリシュナの化身として崇められるトゥルシーの香りは、まさにその体現。
その味わいと香りは、心身を浄化し、内側からエンライトメントを促進してくれます。
(約5,000年前、クリシュナ神が人間として降り立ち、最愛の恋人、ラーダと舟遊びを愉しんだことで知られる聖地、ヴリンダーヴァン(デリーから南に2時間ほど)の寺院では、今も神の象徴としてトゥルシーが植えられ、毎朝・毎晩、聖歌とともに讃えられている。)
カフェインフリーなのでお子さまでも安心してお召し上がりいただけます。この冬はぜひ、ご家族みなさんで奇跡のハーブ、トゥルシーのお茶をおたのしみください。
micosundari
これまでにライターとして、月刊誌や書籍にて、代替医療、ヨガ、レイキ、音楽療法、星占術等のテーマを数多く担当。医療関係者や療法家、学者、芸能人など数多くの著名人に取材・インタビューを重ねる。
現在は、多岐にわたる取材経験をもとに、全国でバクティヨガ、ナダヨガ(音ヨガ)、歌うヨガと呼ばれるキルタンのワークショップ&リトリートを展開。「文」と「声」2つのフォースを通して、ホリスティックな視点から、エンライトメント・ヒーリングメソッドをシェアし続けている。この「両の手」「声」「身体」「魂」のすべてがいつでも純粋なバクティ(愛)の体現としてこの世界、あなたのハートの内に還元されますよう。