UVケアを見直そう

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:UVケア

一年中美白&UVケアが叫ばれる昨今ですが、やはり春から夏にかけて一番紫外線量が多くなる今シーズンからが本番。各化粧品メーカーや製薬メーカーから出るUVクリームやジェルも美容液成分入りや美白成分入りなど、年々ハイテクに機能が刷新されていきます。
毎年その情報量に追いつくのが大変だなーと思ったことから、ふとUVケア=UVクリームを塗ることなのかな?という疑問が生まれました。もちろん有害な紫外線から肌をガードする、ことがUVケアの基本の考え方なのですが。

昨年ぐらいからそんなことが気になり、いろいろ調べてみて私なりの結論&対策としてはほぼ日常生活はSPF値の低いパウダーファンデのみ使用、でUVケアにUVクリームはほとんど使っていない現状に至りました。

 

UVクリーム量の見直し

休日にお買い物へ行ったり、公園を散歩する程度、または会社へ出勤するだけなのにSPF50(PA++++)のクリームを使わなくちゃいけない!といった思い込み、ありませんか?

日常生活をおくるうえで必要な量でいうと、UVカット効果時間を表すSPF値は15~20程度で問題がないとされています(※個人の肌質にもよります)。日焼け=絶対悪、美白=最強といった広告のうたい文句の影響もあり、必要以上に”盛った”アイテムを使ってしまうことってありますよね。

炎天下の日に一日中海や山などのアウトドアで過ごす、大量の汗をかくスポーツをする時以外は強いUVクリームは本当に必要ありません。でも逆にそういった状況の時はしっかり使って、こまめに塗り直すことも大切です。

なので日常的に強いUVクリームを使っている人は、自分の生活と必要を見直してみてください。きっとUVクリームの使用量も肌への負担もぐんと減らせると思います。

 

パウダーファンデーションがおすすめ

私は夏の間もほとんどUVクリームを使わず、SPF20程度の軽いパウダーファンデのみで乗り切ります。全体的にのせたあと、頬の高いところなどにぽんぽんと軽~く重ねづけする程度。
SPF値が低いパウダーファンデは油分が少ないため油焼けもなく、軽いパウダーは紫外線を散乱させる効果がある上に、塗り直しも上からササッと抑えるだけ、さらにクレンジングも落としやすい、と良いことずくめなのです。
あとは帽子とサングラス、さっと羽織れるカーディガンなどの“基本装備”ですね。

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:UVケア

 

体の中からUVケアを見直す

さらに気をつけたいのが、食べものです。UVケアにおすすめの成分の代表格といえばやはり「ビタミンC」。さらに最近では「ケイ素」も注目されているようです。

「ビタミンC」は抗酸化作用やコラーゲン生成、日焼けによるシミソバカスの元、メラニンの生成を制御することでも知られています。
「ケイ素」は髪(枝毛、白髪)や爪(割れ、ささくれ)のケアや、肌のハリツヤアップなどエイジングケアにも良いとされていましたが、新陳代謝がアップすることで、メラニンの色素が排出されやすくなることからUVケアの側面でも効果が期待できるそうです。

ただビタミンCもケイ素も体内で作ることができない成分なので、積極的に摂る必要があります。どちらも含まれる食材としては「じゃがいも」がとても優秀で、ビタミンCは他にも野菜や果物、ケイ素は海藻類に豊富に含まれているそう。

肌への負担は極力軽く、必要な栄養を摂取することで、毎日のUVケアをもっとラクチンにしませんか。

(参考文献:「ケイ素でキレイになる! 海外セレブが愛用する「美のミネラル」」現代書林/山野井昇)

この記事の著者

著者:石見幸子プロフィール画像

Sachiko(さちこ)

フリーランスのWEBディレクター/ライター
美容、コスメ、ファッション、健康食品など女性向けサイトの制作や運営に多数たずさわる。興味を持ったことは何でもトライして、浅く広く楽しむタイプ。好きなものはお酒、食べること全般、旅、音楽、アート、読書、映画、ゲーム、ジム通い。

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