年始も丁寧な掃除でスタート!
しばらく掃除はしなくてもいい、くらいの気合いを入れて大掃除をした年末から新年を迎え、そろそろ日もたつ頃。無情にも(?)家のチリ、ホコリはつもっているはずですので、重い腰をあげてお掃除をするタイミングです!年末年始のごちそうを溜め込んだ体を少し動かす意味でも、年初めの丁寧なお掃除でスッキリしませんか。
水拭きでスッキリ
普段の床掃除のステップとしてありがちなのが、掃除機→フロアワイパーやモップなどの長い柄のついた道具を使った拭き掃除、だと思いますが今年はじめてのお掃除としておすすめしたいのが丁寧な「水拭き」。
モップやフロアワイパーで拭くだけでは、隅や溝に溜まったホコリ、こびりついた汚れ、黒ずみはとれません。裸足で歩きまわることが多いお家であれば、足の皮脂が床につきますので埃とともに蓄積されるとそれも取れにくい汚れとなります。
そこで固くしぼった布巾やタオル(雑巾)を手に、床全面を隅々まで水拭きしていきます。掃除機やフロアワイパーでは届きにくい場所、目線が床に近づくだけで、普段気づけない汚れを目にすることになるはずです。
掃除手順おさらい
水拭きをする前に、正しい掃除手順をおさらいしましょう。まず何もせずにいきなり掃除機をかけるのは実はNG。掃除機の排気でホコリが立ってしまい、ホコリが床に落ち着くのに数時間かかるため、丁寧に掃除をしても意味がなくなってしまいます。ですので以下の手順でやってみてください。
①“乾いた”フロアワイパーでさっとホコリを取る
②フロアワイパーでは取れない溝に落ちたほこりなどを掃除機で吸い取る
③掃除機でホコリを取り除いたあと、最後に水拭き
水拭きで最も大事なポイントは床に水分を残さない、ということ。もともとフローリングは木でできているため、水分が残っていると傷みの原因になってしまいます。なので水拭きには、しぼりやすい薄めの布巾やタオルが最適。しっかり水分をしぼってから水拭きをします。
さらに、時間をかけすぎずさっさと拭いていくこともポイントです。から拭き用のタオルも準備して水分を残さないよう交互に拭くか、しぼった布巾を少しレンジであたためて使うと、水分がはやく蒸発するのでおすすめです。奥から手前に向かって、丁寧にコの字を書くように拭いていきましょう。
床を傷めないようにする、という点から水拭きは掃除のたびにしなくてもOK。月に1~2回程度で十分です。また普段の掃除に重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使っている方は、水拭きには使わないようにしましょう。フローリング材に塗ってあるワックスが剥がれてしまう場合があります。
床だけではなく、家の中で大きな面積を占める床やカーテン、窓は丁寧に掃除をすることでぐんと明るくなったような(光を反射して)気がしますし、空気もきれいになった気がしてすごく気持ちがいいものです。
今年も一年、きれいな部屋で過ごせるようにまずは新年の掃除から。水拭きを取り入れて、少し丁寧にやることを心がけてみませんか。
この記事の著者
Sachiko(さちこ)
フリーランスのWEBディレクター/ライター
美容、コスメ、ファッション、健康食品など女性向けサイトの制作や運営に多数たずさわる。興味を持ったことは何でもトライして、浅く広く楽しむタイプ。好きなものはお酒、食べること全般、旅、音楽、アート、読書、映画、ゲーム、ジム通い。