オラクルカードとタロットカードの違いとは?

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:オラクルカードとタロットカードの違いとは?

プロフィールにもコッソリ書いているのですが、私が好きでやっている趣味の中に「ゲーム」があります。いい歳してゲームなんて・・・と眉を顰められたりすることも多いのであまり公言はしていないのですが笑。特にRPG(ロールプレイングゲーム)が大好きで、普通に映画を観たり、本を読んだりするのと同じ感覚でゲームをプレイしています。楽しいのでやめられないのですよね。楽しいと思っていることを、外面のためにやめる必要もないかな~と思ってもいるのですが。

そんな趣味のゲームの中で、時々目にするのが「大アルカナ」というワード(ゲームの中では主に戦闘に使われたりします)。ご存知の方も多いと思いますが、この「大アルカナ」はタロットカードから来ています。特にRPGゲームではこういった神秘的なモチーフや、ギリシャ神話や北欧神話を背景とした世界が根本にあって、物語になっていることが多いんですね・・・とこのままいくとゲームの話ばかりになってしまいそうなので話をタロットカードに戻して・・・笑。

まぁそんな趣味のせいもあり、前から少しタロットカードに興味を覚えていたので、今回はタロットカードについて少し調べてみようかなと思いました。とはいえ、はじめてこちらでオラクルカードを体験した際も書いていますが、オラクルカードとタロットカードの違いもよく分かっていなかった私です。何が違うのか、ひとまず今回はそのアウトラインだけをざっくり見ていくことにします。

LIGHT WORKS WEB Magazine コラム:オラクルカードとタロットカードの違いとは?

 

根本的な違い

オラクルカードは「ご神託(オラクル)」が載ったカードという意味で、カードを引くことで今自分が必要としている気づきやメッセージを、神様の思し召し、あるいはエンジェルからのメッセージとして受け取ります。分かりやすくいうと“おみくじ”的な要素もあるかもしれません。カードとしての歴史は比較的浅いようですが、「ご神託(オラクル)を受け取る行為」そのものは古代ギリシャ時代から存在しています。

反対にタロットカードはカードとしての存在自体も歴史が古く(起源は中世ヨーロッパとされています)、ジャンルでいうと「占い」になります。偶然出たカードの持つ意味をつなぎ合わせ、解釈して過去や現在から、未来を占うというイメージです。今のように科学が発達していない昔は、占星術や呪術と同じように、政治や宗教に利用もされることもあったのだろうと推測します。

オラクルカードとタロットカードはカードというモノから何かしら意味を受け取る、読み取るという部分では共通なのですが、やはり似て非なるものですね。

 

それぞれの面白さ

またオラクルカードはおよそ44枚で構成されていますが、タロットカードは78枚と数も多いのが特徴です。個人的な解釈かもしれませんが、オラクルカードは比較的短い、直感的な詩のような言葉であるのに対し、タロットカードは意味を解釈しながら、これからの未来を物語のように言葉を紡ぐようなイメージです。

オラクルカードは詩のような表現だから簡単、ではなく短い言葉だからこそ読み取れるメッセージは多く、奥が深いものであると思います。どちらにもそれぞれの面白さがありそうです。来月、実際にタロットカードを使ってみた記事を書きたいと思っていますので、どうぞお楽しみに!

 

この記事の著者
著者:石見幸子プロフィール画像

Sachiko(さちこ)

フリーランスのWEBディレクター/ライター
美容、コスメ、ファッション、健康食品など女性向けサイトの制作や運営に多数たずさわる。興味を持ったことは何でもトライして、浅く広く楽しむタイプ。好きなものはお酒、食べること全般、旅、音楽、アート、読書、映画、ゲーム、ジム通い。