【ドリーンブログ】真のガイダンスと偽のガイダンスを見分ける方法(後編)

(※ 前編 「感覚、思考を通じてガイダンスを受け取る場合」からの続きです。)

天使のイメージ(名画)

3.聴覚を通じて天のガイダンスを受け取る場合

真のガイダンスの特徴

・「あなた」や「私たち」という主語で始まる
・自分の声のように聞こえるが、誰かに話しかけられている感じがする
・あなたの関心事や疑問に答えるメッセージである
・メッセージの内容が適切であり、直接的である。
・あなたに危険を警告する時ですら、その声はポジティブで愛情深い。
・すぐに行動するように促す。愛に基づいて考え、行動するようにとアドバイスする。
・目覚めるとすぐに、あなたの名前を呼ぶ声が聞こえる
・天上の音楽の美しい旋律が聞こえる
・「自分を向上させるように、他人を助けるように」というメッセージを受け取る

偽のガイダンスや単なる想像の特徴

・主語が「私は」で始まるメッセージである
・自分が独り言を言っているようだ
・メッセージが曖昧で、短く、はっきりとしない
・くどくて、紛らわしい感じがする
・人をなじる、不安を抱かせる、冷酷なトーンがある
・人に対して陰口を言う
・口汚い言葉を使う
・騒音や、不協和音の音楽が聞こえる
・あなたや他人を傷つける内容のメッセージ

 

LIGHT WORKS WEB Magazine:ドリーン・バーチュー ブログ(天使のガイダンス)

 

4.視覚を通じて天のガイダンスを受け取る場合

覚醒時、睡眠時、瞑想中などに、頭に浮かぶビジョンやイメージでガイダンスを受け取るタイプの人もいます。本物と偽物を見分ける方法は多くあります。

真のガイダンスの特徴

・色彩豊かで、記憶に刻み込まれる夢を見る。まるで現実だったように感じる。
・一瞬の光や色のついた霧が見える
・見ようと努力しなくても自然に浮かんでくるビジョン
・常識では考えられないほど何度も、羽やコイン、鳥、蝶、虹を目にする。
・自分が他人を大切にし、助けているビジョンを見る

偽のガイダンスや単なる想像の特徴

・ありきたりで、記憶に残らない夢を見る。
・最悪の場合の様子が脳裏に浮かぶが、それを回避する方法は知らされない
・無理にビジョンを見ようとしている感じがする
・何かのサインを探そうとするが、矛盾するものしか見えない。あるいは、見たものに無理やり意味を探そうとする
・他人を犠牲にして自分が得をするという、自己中心的なビジョンを見る

 

メッセージに注意を払いましょう

天のガイダンスを、視覚、聴覚、思考、感覚のいずれかの方法で受け取る場合、またはそれを組み合わせた方法で受け取る場合も、前述した特徴に注意を払えば、本物と偽物を見分けることができるでしょう。ただし、あなたの寿命よりも前に危険が迫っている緊急事態には、神と天使が大きな声で警告を与えますので安心してください。日常生活についてのアドバイスはそれより少々分かりにくいかもしれません。

全ての人にスピリチュアルな才能があり、天使と繋がることができます。他の人よりも天使とのコミュニケーションに熟達しているように見える人もいますが、それはその人が天のガイダンスに進んで耳を傾け、信じたからなのです。

私の講義を受けた生徒さんたちを見ていて、一番良くないと感じる点は、「天使体験」を起こそうとして躍起になってしまうことでしょう。天使に会いたくてたまらず、つい頑張りすぎてしまうのです。けれども人が何かに飛びつく時は、恐れがその根底にあります。「私は天使を見たり、天使の声を聞くことができないかもしれない」「私には天使がついていないのかもしれない」という不安や、自己中心的な気がかりがそうさせるのです。エゴは恐れから発せられます。私たちの内にあるハイアーセルフだけが、天と繋がることができるのです。

あなたがリラックスしていれば、もっと意識的に神や天使たちと交流ができるでしょう。

 

「Doreen Virtue | official Angel Therapy Web site」2015年1月21日掲載のブログ より

この記事の著者
著者:ドリーン・バーチュー

ドリーン・バーチュー

エンジェルオラクルカードシリーズの著者。カウンセリング心理学博士であり、50タイトル以上の著書とオラクルカードの制作に携わり、“エンジェル・レディ”というニックネームで知られています。オンラインで受講するセミナーやワークショップの他、世界各国でライブワークショップも多数開催の実績を持ちます。
現在は信仰上の理由により活動を制限していますが、過去に執筆した多数の名作が、現在も多くの人々の心の支えとなっています。

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