【ドリーンブログ】自分のためにより多くの時間を取り、スケジュールに関するストレスを避ける方法

LIGHT WORKS WEB Magazine :ドリーン・ブログ(スケジュール管理)

あなたは、締め切りに遅れそうになり慌ててしまったことがどのくらいありますか?
時間的制約が与えるプレッシャーは、かなり大きなストレスの原因です。時間を守れないことが原因で人間関係にヒビが入ることもあるでしょう。

ストレスを受けた脳は「生き残ること」や「反応を示すこと」に焦点を合わせ、計画を立てたり創造したりすることをおろそかにします。
絶え間なくストレスにさらされていると、脳は学習…つまり「生き延びること」と「反応を示すこと」のみに焦点を合わせるよう配線し直されるのです。
すると、将来の計画を立てる領域を活発に働かせることは難しくなります。

常に時間に追われているという感覚は、体、脳、感情にまで緊張を引き起こします。著書『ドラマデトックス』で説明していますが、時間に追われる感覚パターンは以下の通りです。

 

【承認を求める】

「今すぐすべてのことを済ませなければ、何か悪いことが起きて大変なことになるだろう」という考え方は、自分という存在を認めさせたい、あるいは実在する人であれ想像上の人であれ、権威ある人物の気持ちをなだめ、落ち着かせたいという気持ちの表れです。通常、これは子どもの頃に必死になって親に受け入れられようとしていた人によく見られます。

大人になると、外部からの承認を得たいという願望を、「自分で自分を認める」健全な願望に換えていけるようになります。そのためには、必死に時間と戦うのではなく、穏やかに物事に取り組み、進めていくといったポジティブな行動を一つひとつ取っていくことが必要となります。

 

【自分に何かを強いる】

「~しなければならない」という言葉で文を終えることが多い人は、今していることの手を止め、どうして自分がそれをしているのか考えてみてください。なぜあなたは無理をして、自分を駆り立てているのでしょう?

自分に何かを強いることは、あなたの魂が自分の取っている行動を拒否しているサインであり、決して健全ではありません。このタイプの場合、瞑想して「今していること」に関して自分を満足させる…たとえば、より楽しんで続けられる内容に切り替えるなどやり方を変える、あるいは完全にその行動を止めてしまうという選択肢があります。

 

【優柔不断】

「あれをしようか、それともこれをしようか」と決断ができない思いが行き詰まりを感じさせます。時間の使い方を選択しなければならないというジレンマが、心の葛藤と不安を生み出します。

いいですか? 「決断をしない」というのも、決断をしているのと同じことなのです。「決断をしない」というのは、あなたが現状に留まるという決断をしていることなのです。

人生の中では心構えがまだできていないのに決断しなければならない時もあるでしょう。ベストを尽くし、魂が求める方向に向かって進んでいきましょう。

 

【無計画】

ドラマ中毒には、約束や締め切りの期日が迫るまで物事をぐずぐずと先延ばしにするという一面があります。プレゼントを買うのをクリスマスイブまで待ちますか? 締め切り前日の夜になってやっとレポートを書き始めますか? いずれも、不必要なストレスの例です。

前もって計画することがストレスのレベルを大きく下げてくれます。分量のある仕事は小分けにし、それをカレンダーに書き込んでいく方法も一つの手です。私は締め切りまでに本を書き上げる時にこの方法を使っています。

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【自分を良く見せようとするストレス】

高価な品物を買うためのお金を稼ぐために死に物狂いで働いていませんか? あなたが自分を良く見せたいと思う相手は誰なのでしょう? この不健全でストレスのかかる習慣は「愛されたい」という渇望から生まれます。ですが、持っているものを理由に人から好かれて得られるのは虚しい感覚だけです。

あなたは、あなたはありのままの自分であることを理由に愛されるべき人です。まずは自分自身を愛することから始めましょう。そうすれば、より穏やかで余裕のある時間を持てるようになります。

 

【苦しみを装う殉教者】

自分が仕事をすべて行わなければならない気がして、腹を立てイライラしていませんか? こうした感覚には毒性があり、大きなストレスがかかります。

これは、
【A】「やらなければならないことが多すぎる」と嘆かずに済むよう人生を簡素化する方法を探す
【B】「誰かに手伝ってもらうようお願いし、任せることが必要である」
というサインでもあります。

 

【未来に意識を集中させる】

トラウマを受けた後は、再び何かつらいことが起こるのではないだろうかと不安になるのが当然です。しかしながら、将来起こり得るトラウマに対する恐れで頭がいっぱいになってしまうと、今を生きる楽しさを感じられなくなってしまいます。これはトラウマ体験後に起きる「解離」という状態で、「今の瞬間の自分」という感覚が失われます。

今ある自分と再び繋がるためのシンプルで効果的な方法は、深呼吸をすることです。肺の奥深くまで息を吸い込み、そして完全に吐き切ります。
心拍数を意識してください。自分が心地良く感じているかどうか確かめてください。今、あなたには何が見え、聞こえていますか?

今この瞬間の感情、そして環境信号に意識を向けることで「今ここ」という瞬間の中心に自分を置くことができます。すると、自分の今そして未来にますます自信が持てるようになります。

 

ストレスレベルを下げる方法に関して、より実践的なアドバイスが必要な方は、『ドラマ・デトックス』をお読みください。

「Doreen Virtue | official Angel Therapy Web site」2015年10月26日掲載のブログ より

この記事の著者
著者:ドリーン・バーチュー

ドリーン・バーチュー

エンジェルオラクルカードシリーズの著者。カウンセリング心理学博士であり、50タイトル以上の著書とオラクルカードの制作に携わり、“エンジェル・レディ”というニックネームで知られています。オンラインで受講するセミナーやワークショップの他、世界各国でライブワークショップも多数開催の実績を持ちます。
現在は信仰上の理由により活動を制限していますが、過去に執筆した多数の名作が、現在も多くの人々の心の支えとなっています。

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