【ドリーンブログ】不安を解消する3つのヒント

不安をコントロールの手段として用いると、常にあなたの望むこととは反対のことが生じ厄介なことになります。不安に思っていることが実現しやすくなるのです。不安は、顔、体、そして心に緊張を引き起こす極めて低い波動のエネルギーです。

天使のイメージ(名画)

 

不安は人を遠ざけます。
意識的であろうとなかろうと、不安という感情から生じる低波動のエネルギーは人を不快にさせます。サポートが必要な時に、不安はあなたに孤独感と恐れを残すこともあります。さらに、異常なほどの不安を抱くことによって、自己達成的予言であなたが不安を抱いていたまさににそのものが現れやすくなります。

未来をコントロールするどころか、実際のところ不安はあなたが望まない全てのことを引き起こしてしまいます。これは人が身につける可能性のある最悪の「防衛機制」の一つと言えるでしょう。

 

不安は遺伝的習慣の場合があります。
自分の親が不安になっている姿をたくさん見てきた人は、不安になることが当たり前のこととして身についてきたかもしれません。不安を抱くことが愛の必要条件だと思っている親たちもいます。子どもに「あなたを愛しているからこそ不安になるのよ」と言う親さえいます。すると、子どもは不安と愛の区別がつかないまま育ちます。
もちろん、我が子を心配するのは当然です! ですが、この不安という感情が何の役にも立たず、ネガティブな結果を招くことが多いことに気づけば、不安を好転させようという気持ちになりますよね。

 

不安は中毒的習慣になることもあります(中毒は、幸せと安らぎを一時的に生み出す強迫行動や行為ですが、その後には長期の痛みを受けることになります)。

不安を抱くとその場を切り抜けたりコントロールすることができるような感覚に陥りやすくなり、主な対処習慣となるのです。この感情に対する行動中毒に加え、過剰な不安は、自分を落ち着かせようとして物質依存の原因となる可能性もあります。

 

不安で不安でたまらない人は、将来に対して希望が持てるような気がしません。
最悪の事態が実際に起こることを想定し、驚いたり失望したりすることを避ける手段として最悪の事態を予期することがよくあります。このタイプの不安は、困難な生活や過酷な生活を送っている人たちによく見られます。人間関係での苦悩や裏切りだけしか知らない人たちです。それ故、もっとたくさんの苦悩がやってくるだろうと不安になるのも不思議はありません。

カードイメージ「大天使ミカエルオラクルカード」

 

常時不安がある状態は、免疫系の働きを抑えます。そして、パニック発作や筋緊張を起こすかもしれません。
医学的研究でも慢性的に続く不安は循環器疾患やその他の疾病をより起こしやすいことが示されています。

まず最初に知っておいていただきたいのは、不安になるという手段を用いなくても未来をよりよくすることができるということです。不安を感じていることを心配する前に、現実に即した選択肢をご紹介しましょう。

1.刺激性のある食品や飲料を避ける

コーヒー、紅茶(カフェインが含まれるお茶)、コーラ、チョコレート、砂糖、その他の刺激物は体を緊張させたり神経を高ぶらせたりします。頭(思考)は、不安のせいで体に緊張を受けたと考えます。

2.運動する

有酸素運動をしてストレス解消しましょう。ジョギング、ランニング、有酸素運動マシンでのトレーニング、ヨガ、ファストウォーキング(速歩)、水泳、自転車、ダンスといった有酸素運動は不安になる習慣を減らしたり止めたりするのに最適な方法です。

本音を語ることを不安に感じていたり、自分が誰か傷つけていないだろうかと常に神経を使っているなら、『アースエンジェル革命(※絶版)』はきっと役立つツールとなるでしょう。

3.不安を祈りに転換する

不安は全く何の役にも立ちません。ですが、祈りはどんなことにもいつでも有効です。

今度あなたが何かを思い悩む時は、その不安を「完全な文章」で表しましょう。不安を紙に書き留めたりコンピューターでタイプしたりするか、または「完全な文章」を大きな声を出して言いましょう。不安と向き合うことで「不安の力」を取り除きます。

知らず知らずにあなたの内に残る不安こそが心と感情の裏で低レベルな不満の声を生み出します。次に、「神様、どうか○○の件で助けてください」と不安に思っていることを入れ込んだ文を作ります。これで不安を祈りに転換することができました。

ご存知の通り、神と天使はあなたが許可した時だけ救いの手を差し伸べることができます。神と天使は、あなたの自由意志の選択を尊重しているので、あなたが助けを求めてようやく介入できるようになります。ですから、不安を祈りに転換すればあなたは天に許可を与えることになり、驚くべき解決でサポートをしてもらえるのです。

 

ドリーン・バーチュー
「Doreen Virtue | official Angel Therapy Web site」2015年11月25日掲載のブログより

この記事の著者
著者:ドリーン・バーチュー

ドリーン・バーチュー

エンジェルオラクルカードシリーズの著者。カウンセリング心理学博士であり、50タイトル以上の著書とオラクルカードの制作に携わり、“エンジェル・レディ”というニックネームで知られています。オンラインで受講するセミナーやワークショップの他、世界各国でライブワークショップも多数開催の実績を持ちます。
現在は信仰上の理由により活動を制限していますが、過去に執筆した多数の名作が、現在も多くの人々の心の支えとなっています。