【コラム】神社の鏡に映るもの

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海外を旅していると、「あなたの宗教は?」というふうに質問を受けることがよくあります。

そんなとき、私は決まって「八百万の神様」と答えています。

 

もともと、日本に生まれ、長くこの国に長く暮らしていると、自分の国のスピリチュアリティについて深く考えることはなかなかないかもしれません。

けれども、古来より、日本というのは、世界じゅうを見ても、たいへん高い精神性を持ったすばらしい国です。

なんといっても八百万もの神々とともに生きているのですから!

 

とはいっても、「八百万の神々を愛でる」というのは、なにも“神道”という一つの宗教や哲学を指すのではなく、空、大地、火、水、草木、動物たちといった、「この世界に存在するすべての内に神を見る」という私たち、日本人の美しさ、精神性の現れそのものなのではないでしょうか。

 

例えば、異国の聖地や寺院を訪れると、イエス様や聖母、天使たちの像や神々の彫刻、銅像が祭ってあり、人々はその前で手を合わせます。

ところが、日本の神社の本殿の中にはいったいなにがあるでしょう……?

 

そこにはなにか特定の神様の像があるわけではありません。

ただ、そこには「鏡」があるだけです。

鏡を通して、あなたが目にするもの、それはあなた自身の姿に他なりません。

 

以前、たいせつな友人がこんな話をしてくれました。

“鏡(カガミ)から「ガ」(我=エゴ)を取ると「カミ」(神)になる”

 

「我(エゴ)」という厚い雲を払った先にあるもの、私たちの本質とは愛そのものです。

私たちは古来より、空や大地、草花の内に神々を見るのと同様、私たち自身の内側、隣のたいせつな誰かの内側にも神を見てきたのです。

【コラム】神社の鏡に映るもの_イメージ

 

2009年から4年間ほど、雑誌ライターとして活動していた際、アラン・コーエンさんやウィリアム・レーネンさん、ソニア・ショケットさん、またライトワークスでもお馴染みの天使の画家、アンディ・レイキーさんなど、世界を代表する多くのスピリチュアル・メンターに取材する機会に恵まれました。

その際、皆さんがそろって口にするのは、驚いたことに「今後の世界の未来にとって日本がキーとなる」ということだったのです。

 

その当時は、当の日本人として、彼らの意図することがなかなかわかりませんでした。

けれども今、それは、「私たちは特別なのだ」といった選民意識からくるものではなく、むしろまったくその逆で、すべての存在の内に同じ光を見る、という「和の国」=調和のエネルギーを本質的に持ちあわせた民であるからこそ持ち合わせる可能性を指しているのだと理解しています。

 

2012年を境に私たちのこの地球は約2000年間にわたり続いた争い、競争の時代「うお座の時代」から愛と調和の時代「みずがめ座の時代」へと大きな転換期に入りました。今、一度、私たちは「調和の民」として自らの役割にフォーカスする時に来ているのかもしれません。

たいせつな友人、恋人、家族、子どもたちの内に、自らに宿るのと同じ神聖な光を見るとき、やがて、それはきっと世界全体を調和へと導く大きな力となることでしょう。

 

この記事の著者
ライター:micosundari

micosundari

これまでにライターとして、月刊誌や書籍にて、代替医療、ヨガ、レイキ、音楽療法、星占術等のテーマを数多く担当。医療関係者や療法家、学者、芸能人など数多くの著名人に取材・インタビューを重ねる。
現在は、多岐にわたる取材経験をもとに、全国でバクティヨガ、ナダヨガ(音ヨガ)、歌うヨガと呼ばれるキルタンのワークショップ&リトリートを展開。「文」と「声」2つのフォースを通して、ホリスティックな視点から、エンライトメント・ヒーリングメソッドをシェアし続けている。この「両の手」「声」「身体」「魂」のすべてがいつでも純粋なバクティ(愛)の体現としてこの世界、あなたのハートの内に還元されますよう。

WEB│ http://www.miconicohealingsanctuary.com/

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2016年08月16日 | Posted in COLUMN/コラム | タグ: No Comments » 

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